絵本の読み方(おうちの方へ)

未就園児、幼稚園児

一日15分お子さんと一緒の「英語の時間」を作りましょう
お家でできる「聞く」、「言う」、「読む」、「描く、書く」

聞く

一日のうち「英語の時間」を決めましょう。お子様が一番ご機嫌の良い時を選んで毎日少しでも英語に触れてみてください。続けることが必ず大きな効果に結びつきます。

まず絵本の中から子どもが好きそうな絵本を1冊選んでください。絶対に全部を見せないでください。1冊にかける時間が長ければ長いほどインプットの量が多くなります。飽きてきたなと思ったら次の絵本に進みます。またはじめの絵本に戻ることもいいでしょう。何度も同じ絵本を繰り返す機会をつくってください。
CTP 絵本についているCDは1冊の絵本につき3から4回の違ったパターンで聞くことができます。子供によっては4回目でぷつぷつと言える単語が出てくる場合もございます。
英語の文章を絵を見ながら理解していきます。無理な暗記はさせないでください。
しっかりと聞きとることが大切です。
車の中や、遊び、おやつ・・などの時間に聞き流しにすることも聞く機会を多く作ることになります。

子育てするときに、絵本の読み聞かせをしないご家庭はありませんね?
まだ言葉も出てこない小さなお子さんでも、お父さんやお母さんが膝に乗せて熱心に絵本を読み聞かせると、じっと聞いて楽しんでいます。気に入った絵本は自分でどんどん持ってきて、読んでとせがみますね。これが母語を身につける上ではもちろんのこと、いろいろな意味でかけがえのない親子の経験になっていきます。
英語の絵本も全く同じです。英語だからといって、内容がわからないことはないのです。絵があります。絵から内容を理解していきます。日本語の本は親が日本語で読んであげますが、英語の絵本はCDを聞かせながら絵本をめくっていけばいいのです。年齢が小さいからといって、わからないだろうというのは大きな間違いです。またどの子にも自分に合う絵本は必ずあります。
短く、きれいで、韻を踏んでいるCTP絵本の文章の中には、現地の子供が使っている英語、
センスのある英語がたくさん入っています。絵本を見ながら、リスニングを繰り返していくうちに絵の内容が英語でインプットされ、英語の音も自然に入り、「英語を聞き取れる耳」ができてくるのです。
小さいうちにこの耳を作ることは大変重要なことです。大人になってからにはこの耳をなかなか作ることはできません。小さいうちにたくさん良い英語を聞かせてください。
“L”と“R” の違いが身に付くのは7歳までといわれております。車の中、遊んでいるときなども機会を見つけてさりげなくたくさん聞かせることに心掛けてください。
またお父さんもお母さんもお子様と一緒に15分CTP絵本で英語を勉強いたしましょう。単語の発音、文章のイントネーション、センスのある表現を学ぶことができますよ。
飽きてきそうだと思ったら、また気に入ってなさそうだったら次の本に進んでください。

聴く

音楽CDも聴かせましょう。
英国ではNursery RhymeアメリカではMother Gooseとして知られている歌がたくさんあります。
例えば日本の子どもでも知っている、Twinkle ,Twinkle Little Star( きらきら星)
O’MacDonald(マクドナルドおじさん)、 London Bridge( ロンドン橋)Mary Had a little Lamb(メリーさんの羊)、Humpty Dumpty( ハンプティー、ダンプティー)などたくさんあります。これらは全部Nursery Rhyme ,Mother Goose の中の歌です。
英語圏の子どもたちは小さいころから習って口ずさんでいます。英語を学ぶときにこれらの歌をたくさん知っていると、いろいろな絵本にもとりあげられているので、英語をより親しく感じますね。覚えやすい、楽しいメロディーですのでたくさん覚えてください。

言う

無理に暗記をさせないでください。わかった言葉や表現は、子どもが自ら口にするようになります。ここを急いではいけません。
お父さんもお母さんもお子様に質問をしてみましょう。
例えば、2歳の子どもがI See Colors の本を何回も聞いていたとします。
赤いものを見たときに「赤」がredと結びついているので、“What color do you see?”と聞いてみましょう。ただredというのではなく、“I see red.”の文章が出てきます。また“I see” ということの意味も分かれば、自分の知っている単語、dog, cat, airplane・・・にI seeをつけて言いはじめます。その時に冠詞 a, an , theなどはつきませんが、これが「言う」の第一歩です。
小学校1年生くらいですと“How’s the Weather?”と聞きますと“It’s a sunny day.”
と返ってきます。こんなパーフェクトの返事が返ってきたらうれしいですね。
小さいときに無理強いしなければ必ず自分のものにしてくれます。楽しいと思ったテーマの本であれば、何度も繰り返すことがちっとも退屈ではないのです。わからないのを無理やり暗唱させられて、それを繰り返させられるのは、これは苦痛です。無理に暗記は絶対にさせないでください。

読む

お子様と一緒に「英語の時間」に時々CDなしで一緒に絵本を読んでみましょう。
<読む>というのは本来自分で本を見て読むものです。日本語の絵本にCDをかけて読み聞かせることはあまりしないでしょう。親が読んであげることが本来は一番いいのですが、英語の絵本はなかなか上手に読むことができません。しかし何回も聞いているうちに、お父さん、お母さんも覚えてしまいます。一度CDなしでお子様に読むことを試してみてください。
お子様もCDを何回も聞いているうちに、一人で絵本をめくりながら「ぶつぶつ・・・・」と英語らしき音が出てきます。読んでいるつもりです。3歳くらいになりますとしっかり読めるページが出てきます。
ほめてあげましょう。ご褒美シールなどを貼ってあげて、たくさん読めることを後押ししてください。聞くことが多ければ多いほど、読み方のイントネーションはまるでアメリカの子供のようになってきます。

フォニックス

フォニックスとは?
フォニックスとは、英語の文字とその文字が持っている音のつながりを学ぶことによって、英語の単語を容易に読むことができ、音を聞いて単語を容易に書くことができる学習方法です。
たとえばBのビーはletter(文字)で、ブがsound(音)なのです。アルファベット26文字の音をしっかり覚え、次にこれらの音のルールを覚えれば、英単語の70~80%を自分で読むことができ、聞いたら書けるようになります。フォニックスは単語の読み書きに大変役に立つ学習方法です。

2歳児からはLettergetterでフォニックス
お家でできる最高のフォニックスのレッスンです。ニュージーランドの小学校で使われている
フォニックス教材です。お家の方が、先生になったつもりでパソコンの画面をお子様に合わせて
クリックしながら進めるだけで、文字、単語、文章をおぼえることができ、発音も現地の子のようにできるようになります。
塾に通わなくてもお子さんが小さいうちは、お家でしっかりとした英語教育をすることができます。

描く、書く

2,3,4歳ではまだABCを「書く」ことができません。この年齢の子どもは絵に色を塗ることも「書く」ことなのです。イヌの絵を見てイヌと理解していますが、色はめちゃくちゃです。
色を正しく塗ることはできませんが、イヌをネコとは思ってはいおりません。これでいいのです。
アメリカの幼稚園の生徒でも絵を描いたり、塗り絵をたくさんしております。文字を書く手前の準備段階です。
字に興味を持ち始めたらまずは自分の名前から始めてみましょう。太い罫線にまず、お家の方がお子様の名前を書いてあげましょう。その文字をたどりながら何回も書いているうちにすこしずつ上手になってきます。書けば書くほど上手になります。
様子を見てそろそろABCが書けそうになってきた子どもたちには簡単なワークブックを使ってみましょう。大文字から始めます。Aを書きAから始まる単語のステッカーを貼ったり、楽しくABCをおぼえ書く練習をします。AからZまで覚えるのは早ければ早いほど英語を学ぶのにいいと思います。英語の文字は たった26文字です。2.3歳児でもすっかり26文字をおぼえてしまう子どももおります。どんどん自分の名前を書けるようにします。自分のワークシートに名前が書けるようになるのがとてもうれしそうです。書き順もone, two ,three, とかthis way, this way, this wayと指で方向を示しながら教えていくと覚えます。子どももまねして“This way, this way, this way.”といいながら書いています。
CTP社のLearn to Read レベル1の6冊セットにワークシートが付きます。各絵本につき2枚付きます。絵本をより理解するためにはこのワークシートをお勧めいたします。コピー可ですので何回も使うことができます。

小学生

小学生は 『言語をおぼえるための4技能』<見る>、<聞く>、<読む>、<言う→話す>をフルに使って英語の習得をしましょう

見る

絵本を見る
「絵本を見る」ことは、絵から内容を把握することができ、文章を見ることによって単語を覚え、単語の並びを理解することができます。
「見る」ことは大切です。繰り返し出てくる単語は目の力で覚えることもできるのです。

CDで絵本を聞く
やさしい絵本から始めましょう。CTP絵本は『精読』に適しています。

小学生は自分の名前、A―Zの大文字、a-zの小文字をまずおぼえることです。
次に本の文章をノートにたくさん書き写すことです。おうちでもこの順番で書くことをたくさんすることが本を読むことに大変効果的です。
「たくさん聞くこと」と「たくさん書くこと」は英語の上達と正比例です。

閉じる
PAGETOP