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私が初めてアメリカを訪れたのは1988年。今から28年前でした。アメリカの教材はどれもこれも日本では見たこともない魅力的なものばかりでした。


あれもこれもたくさん買い込み、私の生徒たちに使うことを想像しては胸がワクワクしたものでした。


その時からアメリカには80回近く訪れております。本屋、教材店、学校の見学はいまだに続いております。しかしだんだんと見るもの、探すものの視点が違ってきました。


初めは、絵本、ワークブック、ステッカー、ポスター、グッズなんでもかんでも興味がありました。特にワークブックは私の生徒が使えるものをと、一生懸命探して買ってまいりましたが、ほとんど「全ページ使えるワークブック」はありませんでした。


何度も「買って来ては使えなかった」ものの繰り返しでした。


だんだん目が肥えてきて、またゆっくり中身を見て買い求めてきているうちに、私の生徒、つまり日本の子どもにも使えるワークブックを見つけることができるようになってきました。


アメリカの子どもが使っている“本物”のワークブックをどうしても日本の子にも使わせて「英語の感覚」を身に付けてもらいたかったのです。


しかしこの20数年の間に「これは!」と思った優れたワークブックが何十冊も製造中止になってしまいました。ほんとうに残念でしかたがありません。


その中の1冊で、私立の小学校で英語を教えていた時に使っていて大変気に入っているワークブックをどうしてもctmで作りたい!と思い、今年のブックエキスポで、米国の会社に交渉をしました。


OKが出たのです。


簡単なワークブックなのですが、この感覚は全くアメリカなのです。絵も文章も!楽しみにしていてください。


また CTP 6冊絵本にも念願のワークシートを作りました。CTP社から出ているワークブックは一見良さそうに見えますが これはアメリカの子どもには出来ても日本の子どもには無理だ!と思える箇所がたくさんあります。


レベル1の48冊に沿った72枚のワークシートは絵本を読んで「わかった」後の「抑え」になります。ワークシートやワークブックは絵本を読んで、読む力をつけたあと、必ず「描く」、「書く」ことで英語を定着させてください。英語力アップにつながりますよ!!!